夏夏と言えば・・・ ☆ほおづき市☆ やはり一番有名なのは、浅草のほおずき市でしょうか、 7月9日か10日に観音に参拝すれば、 1日だけで四万六千日参拝したのと同じ効果があるといわれ、 江戸時代からこの日のお参りが盛んになりました。 これに合わせて、縁起物のほおずきが売られるようになったようです。 ところで、ほおずき市の元祖は浅草観音ではないようなのです。 元祖は東京都港区の愛宕神社、毎年6月に行われる千日詣り。 この日にお参りすると千日分のご利益があるそうです。 ほおずきはアジア、南ヨーロッパ、アメリカ大陸などに自生していますが、 ほおずきの実の中の種やわたを取り除いて口に含んで鳴らす遊びは 日本だけだそうです。わたがうまく取れず、皮を破いてしまって、 何個も何個もほおずき笛を作ろうとしているうちに、 せっかく買ったほおずきの実が、気がついたときには 全部なくなっていたりして......。 ☆あさがお市☆ 夏になるとどうしても買ってしまうあさがお、 色鮮やかな花がずら~っと並んでいると、 「一鉢くらい買っちゃおうかなぁ」という気分になりますよね。 「こっちの色がいいかな、あっちがいいかな」と思ってるうちに、 一鉢が二鉢、二鉢が三鉢に。種をつぶして出てきた白い粉を 「おしろい」とよんで遊んでいた子供時代を送ったかたも いらっしゃるのではないでしょうか。小さい時から女の子は 「キレイになること」に興味があるものですね。 ☆花火大会☆ 夜空いっぱいを美しく彩る花、赤、青、緑など鮮やかで 色彩豊かな夏の風物詩。でも、ご存知でした? 明治時代の文明開化まで、日本の花火はカラフルではありませんでした。 いろいろな色は欧米から炎色材がもたらされてからのものなのです。 お馴染み「玉屋」さんも「鍵屋」さんも色ではなく、 技と工夫で腕を競い合っていたのですね。 ☆七夕☆ 織姫さまと彦星さまの伝説がたなばたのもととなったのは有名な話。 でも本当はそれだけではありません。 もともとは畑作の収穫祭で、神に感謝するという日本古来の信仰と、 中国伝来の物語がむすびついて行われるようになったのが、 日本のたなばたです。ちなみに中国の七夕の起源はとても古く、 紀元前から織姫さまはいたらしいですよ。 さて、どんな願い事を短冊に書きましょうか? 一年に一回しかデートできない日にたくさんの人のお願い事を きく二人も大変ですね。 ☆夕涼み☆ 男性はあまりゆかたを着ないようですが、 やっぱり女性が着る時はいっしょにコーディネイトしてほしい!! 特になにかイベントがあるわけでない時に一人がゆかたを着ていて、 もう一人が洋服だと、なんとなく「しまらない」感じがしませんか? なんでもない夏の日の夕暮れに涼しげにゆかたを着た二人が歩いている、 それだけで周りの人にも涼風を送ってくれているようです。 そう、ゆかたは風鈴のようなもの、 夏を涼しく過ごす素敵なアイテムなのです。 ジャンル別一覧
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